施設案内

当院の施設や職員の案内です

MRI

骨折や変形、神経、ヘルニアなどの診断にレントゲンはもちろんですが、MRIによる精密検査は、患者のニーズに沿う治療に貢献できることは間違いありません。料金も1割負担の方で約1500円程で受けられます。時間は30分位で、食事は特に制限はありませんが、撮影中は安静を保つようにお願いします。痛みが強い時やオープン型とはいえ閉所恐怖症の方にも事前相談や・対処しておりますので、ご相談下さい。

MRI検査の注意事項

次のような方は検査を受けられないことがあります。必ずスタッフに申し出てください。

  • 1.心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方
  • 2.人工内耳、人工中耳の方
  • 3.血管ステント挿入手術を8週間以内に受けられた方
  • 4.古い人工心臓弁の手術を受けられている方(※1)
  • 5.眼に微細な金属片が入っている(または入っていると疑わしい方)
  • 6.チタン製以外の脳動脈瘤クリップが入っている方(※1)
  • 7.金属の義眼底の方(※1)
  • 8.骨折によりボルト固定がされたままの方(※1)
  • 9.躯幹全体に入墨のある方
  • 10.避妊リングを体内に入れている方(※2)
(※1) 4、6、7、8について 手術日時が古くカルテも保存されていない場合が多いために患者様ご自身でも材質がわからないケースが多く見受けられます。
当クリニックでは術後10年をひとつの目安としてそれ以前に施行された手術による人工物が体内にある場合には基本的にMRI検査はお勧めしないことにしております。 但し、製造メーカー、手術をされた病院などがわかれば問い合わせて材質が確認できる場合もありますのでご相談ください。

(※2) 11について
検査部位に近い場合、画像に影響がでることがありますのでご相談ください。 

詳しくは当クリニックスタッフにご相談ください。

以下のものは検査室へ持込厳禁です。ご注意ください。

入れ歯(義歯)などをお使いの患者様は、検査時に外していただく場合がございますので、ケースをご持参ください。

 

リハビリ

当院の二階に広いスペースを確保しております(約140m2)。

運動器のリハビリを始め、各種電気機器、ウォーターベッドを取り備えており、体の深部を温め、血行を改善し、筋肉をほぐし、リラクゼーションを与え、痛みの緩和に役立ちます。

凍結肩(いわゆる五十肩)や外傷、加齢に伴う運動器障害について、理学療法士とともに改善していきます。介護状態になった方へもリハビリを通して可能な限り機能を回復し、健康寿命を長くする手助けをしていきます。

リハビリテーションというと、色々想像するかと思いますが、病気や怪我の回復だけでなく、身体機能の回復も担ってます。

 また、体幹機能や下肢筋力の評価、訓練も重要で、自宅でする自主トレの指導も通して、ロコモの啓蒙をしていきます

指導は筋肉や骨のスペシャリストである理学療法士や作業療法士が一緒にしていきます

筋力をつけることが腰痛、肩こり、変形性膝関節症などの痛みからの緩和だけでなく、転倒による骨折リスクを軽減します。

自分ができる範囲を徐々に増やしたり、毎日コツコツと続けることが大切です。継続は確実に力になります。


一緒に寄り添ってリハビリを進めていきます。

骨密度

超高齢化社会を迎えつつある今,ロコモティブシンドローム(運動器症候群)対策に取り組む動きが広がり,骨粗鬆症の検査が重要視されています。腰椎や大腿骨骨折などが一度発生すると、介護や寝たきりになる可能性がぐんと高まります。健康寿命を長くして、できるだけ要介護とならないように、骨粗鬆症などの診断治療は現代は不可欠と考えます。

当院ではより正確な診断と治療に直結する機器を導入し、日々対応しております。

骨粗鬆症検診もしておりますので、ご相談下さい。

安心して検査できるように心がけております


レントゲン

骨折や変形の診断にレントゲン検査は必須です。

超音波機器

現代ではガングリオン、腫瘤の診断のみならず、筋膜リリースや神経ブロックなど治療にも欠かせない機器となっております。当院で導入している超音波機器は、医師の片腕といっても過言ではありません。

電子カルテ

電子カルテは治療や様々な健康管理に有用です。

過去のお薬の参照や、会計までスムーズに流れる事もあり、医療機関にも欠かせない相棒です。




骨折における超音波骨折治療器

●LIPUSによる骨形成の促進を図る超音波骨折治療器。

●2つのプローブを同時に使用し、2方向や広範囲の照射が可能。

●見やすい画面表示と簡単ボタン操作で、患者様にも使いやすい仕様。


低出力のパルス超音波を用いた2チャンネルの超音波骨折治療器です。骨折した部分に弱い超音波を当てて刺激を加えると、骨の圧電現象(※1)とWolffの法則(※2)に従って、骨折の治りが早くなります。
骨折部に微弱な超音波パルスを照射することによって、骨癒合(ゆごう)が促進され、骨折の治癒期間が40%も短縮されます。


血管年齢

四肢の血圧を同時に測定することで、動脈硬化の程度を数値化します。以前、健康増進のプロジェクトに携わっていた時、血管年齢の評価ができて有用でした。整形では手足の冷えやしびれ、だるさを主訴として相談される方も多いですが、神経か血管か、混合型か判断する際にも有用です。

ABI検査とPWV検査は、手と足の血圧の比較や脈波の伝わり方を調べることで、動脈硬化の程度を数値として表したものです。この検査を行うことにより動脈硬化(血管の老化など)の程度や早期血管障害を検出することができます


ABI検査で何がわかるのか?
ABI検査(足関節上腕血圧比)は、足首と上腕の血圧を測定します。動脈の内膜にコレステロールを主成分とする脂質が沈着して内膜が厚くなり、粥状硬化ができて血管の内腔が狭くなる「アテローム動脈硬化」の進行程度、血管の狭窄や閉塞などが推定できます。

PWV検査で何がわかるのか?
PWV検査(脈波伝播速度)は、心臓の拍動(脈波)が動脈を通じて手や足にまで届く速度のことです。動脈壁が厚くなったり、硬くなったりすると、動脈壁の弾力性がなくなり、脈波が伝わる速度が速くなります。

ABI・PWV検査はどのように行うのか?
ベッドの上で仰向けになり、両側の腕と足首に、血圧計の帯(カフ)、心電図の電極、心音マイクを装着します。ABIとPWVを同時に測定し、その結果をコンピューターによって数値化します。所要時間は5分程度です。

検査結果の見方
ABIの測定値が0.9以下の場合は、症状の有無にかかわらず動脈硬化が疑われます
下肢の比較的太い動脈が慢性的に閉塞し、足が冷たく感じたり、歩くとお尻や太腿の外側などが痛む「閉塞性動脈硬化症(ASO)」が進行すると、足先が壊死してしまうこともあります。下肢血管エコー検査などを行って、動脈壁の状態をさらに詳しく調べる必要があります。

年齢によってもやや異なりますが、PWVの測定値が13.5以上の場合は、動脈硬化が進行しており、くも膜下出血や、脳梗塞、狭心症や心筋梗塞などの病気にかかりやすくなっていますので、高血圧の人は積極的な治療が必要となります。

動脈硬化を原因として発症する病気とその自覚症状を表として掲載しています。下記の症状が現れた時は、既に病気が進行している状態ですので、早急に医療機関を受診しましょう。

血管の部位 病名 自覚症状
脳梗塞、脳出血 手足の痺れや麻痺、眩暈、呂律がまわらない
心臓 狭心症、心筋梗塞 運動時の胸の圧迫感、痛み
腎臓 腎硬化症 血圧の上昇など
下肢 閉塞性動脈硬化症 歩行時の下肢の痛み、冷たさ
大動脈 大動脈瘤、大動脈解離 胸や腹部の痛み

血管年齢を若返らせるためには、禁煙、適度な運動、食生活の改善が重要

血管年齢は年齢に比例して高くなるのが普通ですが、実際の年齢よりも血管年齢が高い、すなわち血管が硬い場合、その原因としては、脂質異常症や糖尿病などによって血管そのものが硬くなる「器質的原因」と、高血圧、ストレス、喫煙などによって血管が一時的に硬くなる「機能的原因」の2つが考えられます。まずは、ご自身の原因が何なのかを把握することが大切です。

内臓脂肪を燃焼させます

血管の老化現象である動脈硬化の危険因子は、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、ストレスなど、生活習慣と深いかかわりのあるものばかりです。したがって、生活習慣を改善できれば、血管年齢を若返らせることは十分可能です。すでに動脈硬化が進行している中高年の方でも、生活習慣の改善によって、心筋梗塞や脳梗塞の発症を防ぐことができます。

生活習慣の改善で大切なのは、禁煙、適度な運動、そして食生活の見直しです。タバコを吸うと血管の収縮するため、ヘビースモーカーの場合、1日中血管が縮んで血圧が上昇します。喫煙が血管を老化させる最大の要因は、活性酸素です。喫煙で大量に発生する活性酸素は血管を攻撃し、血液中に流れている悪玉のLDLコレステロールを酸化させ、動脈硬化を促進するのです。

 

次は運動を見てみましょう。血管の弾力性を保つためには、有酸素運動が有効とされています。有酸素運動には、ジョギング、ウォーキング、水泳、ゴルフ、エアロビクスなどが挙げられますが、一人で気軽に長期間続けられるのは、ウォーキングとジョギングです。

有酸素運動を行うとブラジキニンという物質が分泌されるとともに、一酸化窒素の生産も増加して血管が拡張します。その結果、血管の抵抗がなくなり、血液循環が改善されて、血圧が下がります。運動の時間は1回30分くらいで、週3回程度行うことが理想です。

食生活では、塩分、脂質、カロリーを抑えることができる「野菜中心・野菜優先」の食事がお勧めです。野菜中心・野菜優先の食事は、血管の老化の誘因となる食後の血糖値の上昇を抑えることができます。糖尿病とその合併症の予防には、血糖値のコントロールが欠かせませんが、野菜優先の食事は特に有効とされています。

主食であるご飯やパン、麺類、イモ類など、糖質の多い食事をとりすぎると食後に血糖値が急上昇します。しかし、野菜を先に食べると、野菜に含まれる食物繊維の作用により、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。

食物繊維は、人の消化酵素では消化しきれない性質があります。したがって、食物繊維の豊富な食品を食べると、消化吸収が遅くなります。そして、糖質の吸収も緩やかになるため、食後の高血糖を避けることができるというわけです。

近年、動脈硬化の進行を抑える栄養素として注目されているのが、イワシやサバなどの青魚に多く含まれているEPAとDHAという脂肪酸です。EPAとDHAは、血液を固める作用のある血小板の凝集を防いだり、余分なコレステロールや中性脂肪の代謝を促進します。さらに傷ついた血管の機能を回復し、柔らかくしなやかな状態に戻す働きがあるとされています。

実際、動脈硬化が進行した患者さんには、中性脂肪と悪玉のLDLコレステロールを低下させる目的で、青魚の油から精製された高純度のEPA製剤(エパデール:持田製薬)が投与されています。


下肢装具

最近の装具は素敵な外観も多く、保険適応も効きますので、

外反母趾や、内反足、扁平足などの足の変形で困っている方は、ご相談ください。

また、巻き爪や陥入爪、水虫も認める場合、並行して治療したほうが良いので、合わせて提案させていただきます。

コルセットや腰バンドも色や形、硬さをいろいろ揃えてます。


送迎バス

地域のサポートのため、導入方向で検討しております